PGYTECHアクションカメラ用キャリングケースをレビュー!Osmo Action 3 や Osmo Mobile 6 の収納にもピッタリでした

 

今回は PGYTECHの「アクションカメラ用キャリングケース」の製品レビューを公開します。 DJI の新製品 Osmo Mobile 6 や Osmo Action 3 をお持ちの方、GoPro等のアクションカメラ収納用ケースをお探しの方、ちょっとした撮影小物を持ち運ぶケースをお探しの方などにおすすめしたい内容となっております。

 

 

 

まずはデザインを見てみよう

 

白を基調としたデザインの箱を開けると、薄く柔らかな包装袋に入った本体が出てきます。
素材はナイロンとEVAでできていて、表面はカメラバッグによくあるザラザラとした手触りです。“PGYTECH”のロゴが控えめなグレーでプリントされています。ケースの大きさは251mm×170mm×86mm 、重さは382gです。

 

ケースを開けたところです。広い収納スペースが確保されていますね。面ファスナー素材を採用しており、付属の仕切りをお好みの場所に貼り付けて仕切りを作ることができる構造になっています。

上蓋には仕切りの中板がついており、ポケットがついています。ここのポケットの大きさは、およそ100×80mmが2つです。伸縮性があり、レンズフィルターや予備バッテリーなどを入れるのに良さそうです。中板は面ファスナーで上蓋に固定できるので、「勝手にパタパタ動いて困る!」なんてストレスとも無縁です。細かい気遣いが嬉しいですね。

 

これは面ファスナーを外し中板を倒したところです。中板の裏面のバンドにはUSBケーブルやイヤホンを束ねて挟んでおけます。microSDカードなどの小物もOK。

 

ケースの上蓋裏面にも収納がしっかり確保されています。スマートフォンやモバイルバッテリー、充電アダプタ類を入れるならココ!といえるような深さがイイですね。抑えのネットは伸縮性に富み、中に入れたものがこぼれないようにホールドされつつも取り出しやすいような素材が採用されています。内側も面ファスナー素材で、収納物を傷つけることがないよう配慮されています。好感度も爆上がりです。

 

細かい部分のディテールです。“PGYTECH” 刻印入りのチャームがついたファスナーは、ケースを開けると鮮やかな赤色を見せてくれますよ。キヤノンの赤レンズを思わせる差し色がカッコいいですね。チャームもこだわっていて、少し「く」の字型になっているんです。これにより、指でつまんだ時のフィット感が向上しています。

 

ケースの上部には持ち運びに便利な持ち手がついています。これだけだと地味に思えるかもしれませんが、この持ち手があるとないとでは大きな差があります。小脇に抱える必要がないので、サッとつかんで安心して持ち運びができますよ。

 

 

 

機材の収納について

 

1. DJI Osmo Action 3

筆者の大好きなアクションカメラ Osmo Action 3 を収納してみました。

今回はアクセサリ類の充実した DJI Osmo Action 3アドベンチャーコンボ で試しています。バッテリーと充電ケース、付属の自撮り棒をしまってみます。バッテリーはそれぞれ充電ケースと本体の中に収納しています。

 

 

2. DJI Osmo Mobile 6

続いてはスマホ用ジンバル Osmo Mobile 6 です。三脚もついていますが、問題なく収納することができました。まだまだ余裕があるので、撮影用のスマートフォンや充電ケーブルを収納しても良さそうですね。

 

ここでふとした思い付きがありました。「これ、もしかして Osmo Action 3 と Osmo Mobile 6 の両方が入るんじゃないか?」という可能性が浮上します。

そこで、さっそく検証してみたところ問題なく収納することができました。もちろんジッパーも余裕持って閉められましたので、見た目に反して大きな収納力を有していることが実証されました。

 

 

 

まとめ

以上、ケースのデザインや収納性についてレビューしました。その中でも「これは良いな!」というポイントは以下の3点だと思います。

 ・見た目に反して収納力が高い

 ・機材がしっかりホールドできる

 ・飽きのこないシンプルなデザイン

このケース、実物を触ってみるまでは正直あまり良さが分からなかったんです。どこにでもありがちな安価なガジェットケースだと思っていたのですが、特に Osmoシリーズとの相性は最高で、安っぽくないデザインなのも気に入りました。撮影を楽しむ方なら、ひとつ持っておくと安心ですよね。収納力の割にコンパクトなので、大きなバックパックの上部気室に丸ごと入れる、バッグインバッグのような使い方も可能です。

逆に言うと、 RONINシリーズ や一眼レフカメラでの撮影がメインとなる方には小さすぎる印象を受けました。そういった方にはもう少し大きなカメラバッグをおすすめしたいところです。