みなさんこんにちは!今回はドローンとセットでよく使うアクセサリーである、ランディングパッドの特集記事となっています。200g前後の小型ドローンから Matrice 300 RTK などの業務用ドローンまでカバーする内容となりますので、皆さんぜひご覧ください。
ランディングパッドとは?
簡単に言いますと、ドローン向けの着陸マットです。ドローンに興味のある方なら、おそらく一度は見たことがあるアクセサリーではないでしょうか。
離着陸時の砂の巻き上げや、雑草の巻き込みを予防する役割を持っています。モーターに異物が挟まってドローンが故障したという事例は当ストアでもしばしば持ち込み相談がありますので、故障させないためにもぜひ備えておきたいアイテムのひとつですね。レジャーシートのようなもので代用もできなくはありませんが、プロペラから吹き下ろされる風である“ダウンウォッシュ”でシートが舞い上がってしまうことが予想されますので、できれば専用品を準備したいところです。
実際に乗せてみた
それでは、実際にドローンをランディングパッドの上に乗せて、サイズ感を見てみましょう。
PGYTECH のランディングパッド(Lサイズ)、ランディングパッド(Mサイズ)、ランディングパッド プロ V2(四角)の3種類を、サイズが比較しやすいように重ねて使ってみます。サイズはそれぞれ直径110cm、直径75cm、50cm×50cmです。価格帯は2~3,000円台となっております。
DJI Mini 3シリーズ
まずは初心者さんに絶大な人気を誇る Mini 3シリーズ です。DJIドローンのなかでも有数のコンパクトな機体ゆえ、50cm角のランディングパッド プロにしっかりおさまっていますね。余裕をもって使いたい方の場合はランディングパッド(Mサイズ)もおすすめです。
DJI Air 2S
お次は Air 2S です。プロペラガードがついているので少し大きめに見えますが、ランディングパッド プロ かランディングパッド(Mサイズ)で十分そうですね。講習会などで使う場合や、DJI Matriceシリーズなど大きな機体のサブ機として Air 2S を運用されている場合は、Lサイズでの兼用をおすすめします。
DJI Mavic 3シリーズ
Mavic 3 でも検証してみましょう。機体サイズがやや大きくなりますので、ランディングパッド プロではジャストサイズすぎる感じも否めないですね。できれば丸形のランディングパッド(Mサイズ or Lサイズ)がいいかなという印象でした。なお、初心者のうちはできるだけ大きめのランディングパッドで練習したほうが安心です。
DJI Matrice 300 RTK
最後は産業機 Matrice 300 RTK です。対角ホイールベース895mmというだけあって大ぶりの機体ですので、ここまでくるとランディングパッド(Lサイズ)一択といった印象です。スキッドはそこまで幅を取らないので、ランディングパッド(Mサイズ)でもギリギリなんとか使えると思います。
ちなみに写真にはありませんが、産業機にぴったりの大型ランディングパッド 110㎝/160㎝ も新たにリリースされております。こちらは外周がワイヤリングされており、自重設計となっているためペグが不要の優れもの!アスファルトなど固定具が打てない場所からの離発着もできちゃいます。
ちなみに写真にはありませんが、産業機にぴったりの大型ランディングパッド 110㎝/160㎝ も新たにリリースされております。こちらは外周がワイヤリングされており、自重設計となっているためペグが不要の優れもの!アスファルトなど固定具が打てない場所からの離発着もできちゃいます。
おまけ:たたみ方
最後に、よくご質問いただくランディングパッドの収納方法を動画にて紹介しております。「どうやるの?」「うまくできない!」というご意見もありますが、実はコツをつかんだら簡単なんです。
ちなみに動画に出ているのは、私が入社して間もないころで顔が若いです。なんだか純粋そうで、簡単に悪い人にお金を騙し取られそうな顔をしています(笑)
いかがでしたでしょうか。お気に入りのランディングパッドは見つけられましたか?ぜひご自身の愛機にピッタリな1枚をお手元にお迎えください。