PGYTECH CreateMateシリーズ最新作!高速カードリーダー内蔵ケースの魅力を熱弁するぞ!

PGYTECHはカメラバッグだけではない!!

……いきなり失礼いたしました、DJI認定ストア 東京虎ノ門の黒川と申します。

 最近、 OneMo 2 BackPack ひとつで4日間ほど旅をしておりました。このバッグの拡張性とフレキシブルに対応できる柔軟性は本当に最高ですね。

さて、前回の OneGo Solo V2 のレビューでは、PGYTECHがいかにユーザー目線での使用感を考え工夫を凝らしてあるのかをお伝えしましたが、製品の魅力はそれだけではございません。ぜひ皆さまにさらに「PGYTECHの素晴らしさ」を知っていただきたいと常々思っていますので、今回も細かくレビューしていきます。

前回のレビューはこちらからご覧ください。

さっそくですが PGYTECH のこの製品を知っておりますでしょうか。

名前の通り、高速カードリーダー機能が搭載されているメモリーカードケースでございます。 CreateMate 高速カードリーダー内蔵ケース CFexpress Type A/SD と同 CFexpress Type B/SD 、そして同 SD/microSD の3種類のラインナップとなっており、各種CFexpressカードに対応したものはCP+で初お披露目、2月に発売されたばかりです。それぞれブラックとモスグリーンの2色展開となっております。

個人的にブラックが好きですが、モスグリーンも魅力的です

仕様説明の前にこの商品の魅力がぎゅっと詰まったこちらの動画をご覧ください。

CreateMate 高速カードリーダー内蔵ケース仕様

まずは各種の基本情報から。

【CFexpress Type A/SD、CFexpress Type B/SD】

  • 収納機能:CFexpress Type A×3(Type A/SD)/CFexpress Type B×2(CFexpress Type B/SD)SDカード×3、Micro SDカード×4、nano SIMカード×2 サイズ :130mm × 75mm × 27mm
  • 重さ  :198g
  • 保護等級:IP54
  • 主な素材:アルミニウム合金、ABS、シリコン

【CFexpress Type A/SD、CFexpress Type B/SD】

  • 収納機能:SDカード×4、Micro SDカード×4、Nano SIM×2
  • サイズ :115mm × 60mm × 25mm
  • 重さ  :133g
  • 保護等級:IP54 主な素材:アルミニウム合金、ABS、シリコン

カードリーダーの特徴

商品名からわかるように、メモリーカードを多数収納できるほか、大きな特徴としてカードリーダーが搭載されております。もうカードケースとリーダーを別々に持ち歩かなくてよいのです。画期的。

CFexpress Type A/SDと同 Type B/SDはそれぞれのCFexpressカードとSDカード各1スロット、SD/microSDではSDカードとmicroSDカード各1スロットずつございます。

実はmicroSD→SDカードに変換するアダプターも付属しております。親切です、PGYTECH。

転送速度は[高速]と名乗るだけあって非常に優秀。最大1000MB/sのデータ転送速度が可能となっており、SDカードでも最大312MB/sのデータ転送速度となっております。また、SDカードはUHS-IIに対応しております。

128GB分のファイルを転送するとき、メーカー公表データは以下となります。

  • CFexpressカード :3~4分(1000MB/s)
  • UHS-II対応のSDカード :10分(312MB/s)

CFexpressカードは転送中に熱を持ちやすいと言われておりますが、その点も対策済み。熱を取り除く機構 ヒートディシペーションエリア が備わっております。さすがPGYTECH。

ギザギザのヒートディシペーションエリア

さらに、カードリーダーはUSB-Cでの出力となっており、最新のノートPCやタブレット、スマートフォンにも対応しております。カードリーダー機能はおまけではございません。むしろカードリーダー機能のために購入するのもよいのではないでしょうか。

タフ性能もすごい

メモリーカードケースとなると重要なことは「大切なメモリーカードを守り抜いてくれるか」でございます。入れるだけなら何でもよいのですが、再撮不可能なデータがたっくさん入ったものとなるとそうはいきません。

まず、見ただけでわかるタフそうなデザインですが、デザインだけではなく耐衝撃性能を備えております。シリコンケースの下の本体は一枚板のアルミ合金成型であるほか、各所にシーリング加工を施し、砂やほこり、水滴にも強いです。

その結果、防塵防滴性能は保護等級 [IP54]を誇っております。徹底したタフ性能こそ、カードケースにおいて最も重要な機能。便利なだけでなく、信頼できる保護能力を持っているのがCreateMate 高速カードリーダー内蔵ケースの特徴と言えるでしょう。 

その他にもユーザーのことを考えた親切な機能がございます。例えば、カードリーダーではありますが、それら以外にスマホなどに入れる通信用のチップ SIMカード(nano SIM)が2つ収納できます。海外旅行の際には、多くの場合にFree SIMカードを現地で調達して使いますが、その際の替えやもともと使っていたSIMカードを収納できるのです。取り出すとき必須となる細長いあのSIMカードイジェクトピンも製品に同梱されており、もちろんこれも収納できます。

最後にこちら、付属しておりますカラビナですが使い方は様々ですね。どこかにぶら下げるもよし、カードケース収納時に紛失防止として使うもよし。カードケース本体のカラビナ用の穴に通して使用しますが、そこにカラビナを通さずに好きなストラップを付けてもよいでしょう。お好みに合わせて使ってみてください。

さりげなく見える PGYTECHロゴがかっこいいカラビナです

総評

あらためてしっかりと製品と見つめあい向き合ってみましたが、実に考え抜かれた逸品だと思いました。欲しい機能やできると嬉しいことを一つにまとめ、かつ耐久性の高い製品ともなれば代替品も見つからない素晴らしいサポーターになること間違いなしです。

PGYTECHの理念である「革新的な商品、高い品質、スムーズな操作性」は、確かにこのようにカタチになっております。カメラバッグ以外にも、クリエイターをサポートするために開発しているという想いがしっかりと伝わる商品ばかりであることが、今回の記事を通して少しでも知っていただけたらと思います。